My Favorite Things - Coding or die.

とある技術者の経験記録、的な。

iOS8開発テクニック集 Xcode6編を読んだ

Kindleで1コイン以下で購入できたので試しに買って読んでみた。www.amazon.co.jp

いわゆるXcode Tips本なのだけれど、以外と知らないテクニックも多かったので良い買い物だった。

以下、初めて知ったことなど。

Tips.05 途中まで補完する

入力補完においてTabキーで点線の部分までキーワード保管できる。

Tips.09 スコープの可視化

Editor → Code Folding → Focus Follows Selection で。(使う機会は少ないかも)

Tips.11 ヘルプとDOxygen

存在は知っていたけれど、スニペット活用という発想はなかった。

Tips.13 検索結果を見やすく

Xcode設定 → General → Find Navigator Detail で1件あたりの行数を指定できる。
実際にやってみた感じ、1行にしたほうが視認性がよくて効率良さそう。

Tips.15 ビルドエラーで該当場所を表示

ビルドエラー時に、エラー箇所に自動的に飛ぶというもの。
便利そうなので使ってみたいと思ったのだが、うまく動かなかった・・・。
Xcode → Behaviors → Edit Behaviors... でそういった設定を全部カスタマイズできるらしい)

Tips.17 Storyboardのプレビュー

言語ごとのプレビューもできるのは初めて知った。

Tips.19 Exitで戻る

Storyboard上の「Exit」使わずに、 `[self.navigationController popViewController]`とかやってた。

Tips.20 FirstResponderを使う

どういったケースで使うと便利なのかイマイチ分かってないけれど、複数ViewControllerで同じ処理を書くときに便利なのかもしれない。

Tips.21 アセットカタログでプレビュー

アセットカタログでもQuickLookが使える。

Tips.22 伸縮自在なイメージ

アセットカタログでのやり方は知っていたけれど、Stretchingでも指定できる。

Tips.24 ブレークポイントでログ出力

Edit Breakpoint... → Actionを「LogMessage」に。@変数名@で変数内容も表示できる。
普段はNSLogで済ませていたけれど、案外便利かもしれない。(他にも色々出来るみたいだし)

Tips.26 シンボリックブレークポイント

全ViewControllerのviewDidLoadの動きをデバッグしたい、といった時に使える。(ログ出力だけでもOK)
デバッグナビゲータ → Add Symbolic Breakpoint

Tips.27 ブレークポイントのスコープと共有

ブレークポイントを右クリック → Share Breakpoint。
プロジェクト内できっちりルールとメリットを考えないと運用は難しいかもだけれど。

Tips.28 ウォッチポイント

今まで使っていなかったけれど、変数の変更監視に便利なはず。

Tips.29 デバッグ時のQuickLook

debugQuickLookObjectメソッドを定義すれば表示内容をカスタマイズできる。

Tips.30 もう一度やり直す

一時停止中の現在行のマーカーはドラッグで移動できる。

Tips.33 素早い言語切り替え

シミュレータの設定ではなくて、スキーム設定でも行える。

Tips.34 着信ステータスバー

シミュレータ上で⌘+Y。

Tips.40 タスクベースドタブ

タブ名はダブルクリックで編集できる!
Project、Storyboard、Edit、Image、Debugみたいな感じで分けると良さげらしい。